| 最近住宅設計においてキッチンが 4 番打者と同じ位重要なものになってきました。有名建築事務所も空間にこそは力を入れるがキッチンに力を入れるのは少ないです。基本的にはカタログ選びでキッチン設計が終わってしまうことの悲しさもあります。その理由はコストと保障の問題でしょう。
20 年保障を出来ますかと職人に問いかけても皆こまりますし、「そんだけ払ってくれればなー」が次にでてしまいます。よって皆メーカーで選びます。
基本的に我々もそうです。
ただしこれらは基本的に消費者のニーズから出ています。私はキッチンが多少壊れても自分で治しますので自分で設計したキッチンを使用します。時々同じ考えのクライアントに出会いたいなと思うこともあります。車やバイクもちょっとしたことなら私は自分で治します。パソコンも業者に持って行ったこともないので
LAN やハードディスクについてもかなり知ってます。これは事務所の中で何かを維持することにコスト面とメンテナンス面、両方で確かに役に立っています。ただしひとつ忘れていはいけないのは保障といっても常に何かの理由で使用者が悪い場合があります。そういった場合は保証はきれいになくなっています。また、その会社が20ありつづけられるかも不思議です。例えばバブル崩壊で多くの建築、不動産業者が潰れました。そんな場合保障はどこへ行くのでしょうか。
よってある程度自分で生活の知恵をつける必要があります。取っ手が外れただけでメーカーに問い合わせるのどうでしょうか。メーカーももちろん呼ばれればいくと思いますが、業者の工事者と輸送費その他を含めて
2 万円はかかるものです。多くの場合はメーカーが自分の汚名を晴らすたびに現地へと向かいますが、自分でねじを締める、又はボンドで直すといった作業は消費者にあってもいいと思います。
また、相対的に言うとそのメンテナンス費が買うときにメーカーのキッチンには含まれています。確実に。そしてそれは素材費を考えると意外と大きいものです。私もメーカのキッチンを選んで設計していますが、いつも少しもったいないな、と思います。そして、これらの状況を作っているのが意外とその一部消費者の電話だったりします。このバランス関係が時々悲しいです。
そして、自己メンテナンスによるより大きく、より美しいキッチンは設計によって可能です。
少し予断ですが発展途上国の援助方法で食料を与える方法は良くないと最近の調査結果でわかりました。なぜなら食べておしまいになるし、永久に補給を続けていく必要があるからです。もちろん地震などの一時的なものは別ですが。
実は食べ物を渡すより作り方を教えた方が寄り良い結果を生み出します。
キッチンやそれらの他のこともそうではないでしょうか。知識を磨くことの方が美しく生きていけると思います。
こういったことを書いているとキッチンを選ぶ事に憎しみを持っているように思われますが、問題はただ、メーカーのキッチンは高いです。もちろん機能や保障はあります。
私は庭で野菜を育て、漬物を自分で作るハードユーザーです。料理にも自信があります。片手で卵も割れます。イギリスのコトワザで料理の出来ない建築家には頼むなという言葉があるそうです。設計や料理についてはお任せください。
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